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優雅(ゆうや、、1953年12月18日 - )は、台湾の歌手、女優である。本名林 麗鴻(リン・レイホン)、1973年に来日し、翌年日本でのデビューを果たした。 == 人物・来歴 == 1953年(昭和28年)12月18日、中華民国台湾省台北市に生まれる。台北市立景美女子高級中学を卒業する。 中学生の頃から台湾語演歌歌手として活躍し、1967年(昭和42年)に台湾のレコード会社五虎唱片から出した『難忘的愛人』(高石かつ枝『南国エレジー』のカバー)や、『給無良心的人』(畠山みどり『無情念仏』のカバー)などがヒット。 1969年(昭和44年)に台北市内のホテルのステージで歌い、劉家昌に見いだされる。同年10月31日に開局したばかりの中国電視公司(CTV)の音楽番組『毎日一星』に出演する。1970年(昭和45年)、劉家昌が作曲、林煌坤が作詞した『往事只能回味』で、台北のレコード会社海山唱片から北京語アイドル歌手としてのデビューを果たす。1971年(昭和46年)には、同局のテレビドラマ『姉妹花』に主演し、たちまち鳳飛飛、テレサ・テンとならぶビッグアイドルとなり、当時香港の小学生であったジャッキー・チュンやアンディ・ラウらは、優雅を偶像視していたという。 1973年(昭和48年)、李行監督の映画『心有千千結』に出演、主題歌を歌う〔, 2010年8月28日閲覧。〕 が、同年、父の勧めで日本に渡り、作曲家の筒美京平に師事する。|CBSソニー(現在のソニー・ミュージックエンタテインメント)と契約、ホリプロダクション(現在のホリプロ)に所属、翌1974年(昭和49年)3月21日、酒井政利のプロデュース、筒美が作曲、筒美とともに同じCBSソニーのトップアイドル南沙織を手がける有馬三恵子が作詞したシングル『処女航海』で、日本でのデビューを果たす。同年4月22日には、同曲でフジテレビの音楽番組『夜のヒットスタジオ』(第285回)に出演する。来日中に3枚のシングルと2枚のアルバムをリリース、同年一杯で台湾に帰国した。帰国後は、映画監督業に進出した恩師の劉家昌が監督する林青霞(ブリジット・リン)主演の映画に出演したり、主題歌・挿入歌等を歌った〔Ya Yu, Internet Movie Database , 2010年8月28日閲覧。〕。 1986年(昭和61年)に発表した台湾語による『等無人』は、台湾や東南アジアの中華圏でヒットとなった。 2002年(平成14年)には、中華電視公司(CTS)のテレビドラマ『絶世双驕』に出演した。2007年(平成19年)には、アン・リー監督、トニー・レオン主演の香港・アメリカ合衆国合作映画『ラスト、コーション』にも出演した〔Lust, Caution - cast , allmovie , 2010年8月28日閲覧。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「優雅 (台湾の歌手)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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